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2024年9月7日「伝統工芸品と創る日本の未来:世界への挑戦から学ぶ脱失敗イノベーション」と題して日ノ本文化財団代表理事:橋村舞が登壇します

「伝統工芸品を使って地方を世界に売り込む」日ノ本文化財団代表理事:橋村舞が7月5日登壇しました

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長月とは?

長月(ながつき)は、旧暦の9月のことです。秋の七十二候でいう「玄鳥去(つばくら去る)」という言葉からもわかるように、ツバメが南国へ旅立つ頃であり、秋の深まりを感じる月です。

なぜ「長月」と呼ばれるのか?

  • 月の長さ: 旧暦は月の満ち欠けを基準とするため、月の長さ(日数)は毎月異なります。その中でも9月は比較的日数が長いことから「長月」と呼ばれるようになったと言われています。
  • 秋の深まり: 秋が深まるにつれて日が短くなり、夜が長くなることから、「夜が長い月」という意味合いも込められていると考えられます。

長月の行事

長月には、古くから様々な行事がありました。

  • 中秋の名月(十五夜): 旧暦8月15日(新暦では9月~10月)にあたり、秋の収穫を祝い、月を鑑賞する風習です。ススキや団子を供え、家族団欒のひとときを過ごします。
  • 十三夜: 旧暦9月13日の夜も月見をする風習があり、「後の月」や「栗名月」とも呼ばれます。十五夜と十三夜を一緒に見ると「両月見」といい、縁起が良いとされています。
  • 菊の節句: 旧暦9月9日の重陽の節句は、菊の花を飾り、菊の酒を飲んだり、菊の葉で枕を作り、無病息災を願う風習がありました。

その他の風習

  • 彼岸: 春分と秋分の前後の各7日間を彼岸といい、秋の彼岸は旧暦の8月13日から17日頃にあたります。お墓参りに行き、故人を偲ぶ風習があります。
  • 栗拾い: 秋の味覚である栗を拾う行事も、長月の風物詩の一つです。
お月見のお共に日本酒もおすすめです♪2024年カンヌ国際映画祭イベントにて撮影
左から代表:橋村舞 中央ゲスト:Emma Boulanouarさん 右理事:下川 強臓 #theDPACannesgiftsuite#lavraiesuitecadeauxCannes
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中秋の名月の魅力

中秋の名月は、日本の伝統的な行事の一つであり、その魅力は多岐に渡ります。特に、満月が最も美しく見えるこの時期は、自然とのつながりを感じます。

  1. 月の美しさの賞賛:中秋の名月では、空が晴れた夜には非常に明るく大きな満月が見られます。この月の美しさは古来より詩や歌、絵画の題材とされ、多くの文化作品に影響を与えてきました。
  2. 月見という文化行事:お月見は家族や友人が集まり、庭やベランダ、または特別な場所で月を眺めながら過ごす行事です。この時、団子や秋の収穫物を月に供えることで、豊かな収穫への感謝と、これからの季節への願いを込めます。
  3. 季節の変わり目の象徴:中秋の名月は、秋の訪れを告げる大切な節目でもあります。涼しくなり始めるこの時期は、人々にとって新たな季節の始まりを意味し、新鮮な気持ちで自然の変化を楽しむ機会を提供します。
  4. 伝統との繋がり:多くの家庭では、この日にちなんだ特別な料理を作り、祖先や自然界への敬意を表します。また、子どもたちには日本の伝統や文化を教える貴重な機会となります。

中秋の名月は、その美しさだけでなく、文化的な行事としての意味合いや、人々と自然との繋がりを深める素晴らしい機会を提供することで、その魅力を持続しています。

月見と食文化

月見とは、秋の満月を愛でながら特別な食事を楽しむ日本の伝統的な行事です。この習慣は、豊かな収穫に感謝し、自然との調和を祝う意味合いが含まれています。以下に、月見における食文化の具体的な要素を詳述します。

  1. 団子の供え物:月見において欠かせない食べ物が「月見団子」です。これは、お団子を丸く作り串に刺して供えることから、満月を象徴する形とされています。団子を高く積み上げることで、天に向かって積み重ねられた願い事が届くとされ、豊作や家族の健康を願います。
  2. 旬の食材の活用:月見では、秋の旬の食材を使った料理が多く用意されます。栗やさつまいも、柿など、秋に収穫される食材は、そのまま食べることで季節の移ろいを感じることができます。これらの食材は、自然の恵みに感謝するとともに、家族や友人との団欒の時に楽しまれます。
  3. 飲み物としての日本酒:月見の際には、日本酒を飲む習慣もあります。特に、月を見ながら飲む日本酒は、その年の新酒を味わう機会となり、一層の味わい深さを楽しむことができます。日本酒は、月の美しさをより一層引き立てる役割も担っています。
  4. 食事の演出と風情:月見の時には、食事をする場所や環境にも気を配ります。例えば、庭に座布団を敷いて、竹の灯りで優しい光を加えるなど、月の光と調和するような演出が行われます。このようにして、食文化だけでなく、視覚や空間を通じても季節感を楽しむことができます。
中央:英国の女優:Nina Wadiaさんと 写真右:日ノ本文化財団代表 橋村舞#theDPACannesgiftsuite#lavraiesuitecadeauxCannes#lasuitecadeauxDPACannes24
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月見と食文化は、単に食事を楽しむだけでなく、家族や友人との絆を深めるための大切な時間とされ、日本人の心に根ざした文化的な行事です。

重陽の節句の意味

重陽の節句、または菊の節句は、日本で毎年9月9日に祝われる伝統的な節句の一つです。この日は、特に健康と長寿を祝い、邪気を払う意味合いが強い行事とされています。以下にその具体的な意味と文化的背景を詳述します。

  1. 健康と長寿の願い:重陽の節句は「重陽」とも呼ばれ、中国の伝統に由来します。数字の「九」は陽の数で最も強いとされ、この日には菊の花を用いて長寿と健康を祝います。菊はその清浄な香りと美しさから、邪気を払い病気を防ぐ力があると信じられています。
  2. 菊花の鑑賞:この節句には、菊花を使った様々な飾り付けや鑑賞が行われます。公園や庭園では菊花展が開催され、多種多様な菊が展示されます。これらの花を眺めることで、美を楽しみながら心身の浄化を図るとされています。
  3. 菊酒の風習:重陽の節句には、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲む習慣があります。これは、菊の持つ生命力と健康への効能を体内に取り入れることで、無病息災を願う風習です。家族や親しい人々と共に菊酒を飲み、互いの健康を祝います。
  4. 文化的重要性:重陽の節句は日本の五節句の一つとして、国の重要な非物質文化遺産としても位置づけられています。この日は、日本の伝統を称え、次世代に文化の継承を図る大切な機会となっています。

重陽の節句は、ただの秋の行事ではなく、家族やコミュニティの健康を願い、美しい自然と文化を讃える日として、深い意味を持つ日本の伝統的な祭りです。

秋のお彼岸

お彼岸は日本の仏教行事で、春分の日と秋分の日を中心に行われる期間です。これらの日は昼と夜の長さがほぼ等しくなる日で、自然界のバランスが取れた時とされています。お彼岸は、自然の節目を大切にする日本の文化の一環として、また祖先を敬い、先祖の供養を行う重要な期間として観察されます。

お彼岸の期間

お彼岸は、春分の日または秋分の日を中心に前後3日間、合計7日間続きます。この期間、多くの家庭ではお墓参りを行い、仏壇には特別な供え物をします。

お彼岸の行事

  1. お墓参り:家族で故人のお墓を訪れ、墓石を清掃し、花やお供え物を捧げ、手を合わせて祈ります。これは故人に感謝を示し、その霊を慰めるための行為です。
  2. おはぎ(またはぼたもち):お彼岸には、おはぎと呼ばれる甘いお米の料理を作ります。これは餅米を蒸してつぶし、小豆の甘い煮たものをまぶしたものです。春は「ぼたもち」として、秋は「おはぎ」として知られています。これらは先祖の魂を慰めるため、また季節の変わり目を祝うために供えられます。

お彼岸の意味

お彼岸には「到彼岸」という意味が込められています。これは煩悩に満ちたこの世(此岸)から、悟りの境地であるあの世(彼岸)へと至ることを象徴しています。お彼岸を通じて、人々は自己の心を浄化し、平穏な心を取り戻すことを目指します。

現代におけるお彼岸

現代では、多忙な日常の中でもお彼岸の期間は家族が集まり、共に時間を過ごす大切な機会となっています。先祖への敬意を表し、家族の絆を確認し合う意味も含め、お彼岸は日本人にとって重要な文化的行事の一つです。

このように、お彼岸は自然のリズムに寄り添い、先祖を敬う日本の伝統的な行事であり、その文化的な意味や社会的な役割は現代においても引き継がれています。

お彼岸におすすめの映画「リメンバーミー」

まとめ

秋の行事は日本の文化的な豊かさと、自然との深いつながりを感じさせるものです。これらの伝統的な行事を通じて、現代の日本人も先人たちの智慧と自然への敬意を学びつつ、家族や地域社会との絆を深めています。

2024年9月7日「伝統工芸品と創る日本の未来:世界への挑戦から学ぶ脱失敗イノベーション」と題して日ノ本文化財団代表理事:橋村舞が登壇します

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