【日ノ本職人衆・剣 〜TSURUGI〜】ポスター

https://hinomoto-movie.org/top2024年カンヌ国際映画祭のイベントにて「日本の良いもの」を職人さんと一緒に「世界のセレブ」にPRしてきました!来てくださった方やイベントの様子などをご紹介します。

「伝統工芸品を使って地方を世界に売り込む」日ノ本文化財団代表理事:橋村舞が7月5日登壇しました

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職人さんたちの作品の販売の様子
展示室の入り口

昨日、2024年7月28日(日)、三鷹芸術文化センターにて『日ノ本職人衆・剣』の映画上映会と職人作品展示会が盛大に開催されました。このイベントは、日本の伝統技術を広く紹介するとともに、職人たちの情熱と技術の粋を讃える場となりました。

西陣織・爪掻本綴織職人 山岸周子氏
刀鍛冶:根津啓氏が刀剣について説明する様子

イベントは第4・第5創作室(B1階)で行われ、開始時間は16時30分からでした。会場は事前予約で満員となるほどの注目を集め、多くの来場者が職人たちの技術と作品の背後にある物語を学びました。展示されたのは、刀鍛冶の根津啓氏、江戸型彫りの高井章夫氏、藍染丸亀うちわを手掛けるTonbiii氏、西陣織・爪掻本綴織職人の山岸周子氏、畳職人の常川泰平氏(高岡屋常川畳店)、そして麻結びの技術を持つ高岡春密氏といった、各分野を代表する6人の職人さんです。

各職人は自らの作品とともに、その製作過程や技術の特徴、継承の重要性について説明しました。参加者は職人技の細部にまで目を向けることができ、日本の伝統工芸が現代にどのように息づいているかを実感する貴重な体験となりました。

江戸型彫職人 髙井章夫氏が展示前でコラボレーション作品について対談する様子

【2部】のプログラムは、18時55分に開演し、三鷹芸術文化センターの会場が再び活気づきました。映画『日ノ本職人衆・剣』の上映が21時00分まで行われ、その物語の深さに観客は引き込まれました。上映後のハイライトは、監督、職人、そしてアーティストたちの登壇でした。

各登壇者は、映画制作の背景や職人としての哲学、アートとしての手仕事に込める思いを語りました。

イベントの締めくくりは、「日ノ本職人衆」の掛け声で全員が一本締めを行い、一体感と感動の中で夜の幕を閉じました。

『日ノ本職人衆・剣』—この映画は、一人の職人の呼びかけから始まりました。その声がきっかけとなり、日本の伝統文化をこよなく愛する仲間たちが集い、共に想いを馳せながら映画制作の旅を歩んできました。2年半に及ぶ制作期間は、数多くの問題に直面し、困難を乗り越える試練の連続でした。この道程は、クラウドファンディングを通じて寄せられた皆様からの貴重な寄付、さらに制作会社アメノウズメや一般社団法人日ノ本文化財団の資金支援によって支えられました。

2024年6月30日、この映画は完成し、日本国内外での劇場公開に向けて歩を進めています。文化や芸術は国境を超え、人々の魂を震わせる力を持っています。『日ノ本職人衆・剣』は、その力を持つ映画として、世界各国で文化の輪を広げ、平和の架け橋となることを目指しています。

この貴重なプロジェクトをさらに推進し、世界中に日本の美を届けるため、私たちは引き続き皆様の支援を必要としています。ご寄付を通じて、この映画が世界中の人々に感動を与え、より多くの心をつなぐ手助けをしていただければ幸いです。応援の寄付は、私たちの公式ウェブサイトまたは下記リンクから受け付けております。

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